本店:〒390-0815 長野県松本市深志2丁目2-2

筑摩店:〒390-0821 長野県松本市筑摩2丁目33-3

TEL:0263-27-2068 (筑摩店)

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《 こ だ わ り 》

●煎茶

煎茶の味は、主に産地・品種・蒸し方・火入れによって決まります。

更に様々なお茶を合組(ごうぐみ・ブレンドの意)することによって、茶店独自の味を生み出していきます。

当店取り扱いの煎茶は、静岡本山産の煎茶を主体に、それぞれ特徴のある数種類のお茶を合組した当店だけのオリジナル煎茶です。産地の茶園直送茶とは一味違う倉惣の煎茶を是非味わっていただければ幸いです。


●ほうじ茶

ほうじ茶は、煎茶や番茶を焙じ(焙煎)て作るさっぱりとした味のお茶ですが、原料の茶葉や焙じ方によって味が変わってきます。

ほうじ茶の決め手はやはり香りですが、当店のほうじ茶は、ほうじ茶自体の甘い香りを生かす為に、あえて深く焙煎せずに中~浅めの焙煎で作っております。


●ソフトクリーム

当店のソフトクリームは、既製品のミックスは使用せず、牛乳から仕込んだオリジナルのソフトクリームです。

原料の牛乳は、甘味の強い地元メーカーの中温殺菌牛乳を使用し、抹茶は、数ある宇治抹茶の中でも特に香りの良い抹茶を厳選し、使用しております。


《 倉 惣 茶 商 店 の 歴 史 》


当店は様々な茶類や茶器・菓子等の食料品や各種ギフト商品等の卸・小売りを行っているお茶屋ですが、その歴史は約80年前に遡ります。

山梨県甲府市で生まれ育った初代大久保直次郎が戦火を逃れて移り住んだこの松本の地で、お茶の露天商を始めたのが戦後間もない昭和20年12月の事でした。

その3ヶ月後、本町4丁目に店を構え「寿屋茶店」の名で店舗経営と袋詰め等の作業を同所で開始しました。その後、茶を好む信州の人々により良いお茶を提供する為天保12年に

東海道五十三次で有名な浮世絵師「安藤広重」に茶の宣伝チラシを作らせたという(現在山梨県立図書館に所属)甲府の老舗、倉惣茶商店のノウハウを学び、それを生かすにあたり

「倉惣茶商店松本支店」と名称変更し、昭和27年には、経営の合理化と業績発展の為に法人化、名称を「有限会社倉惣茶商店」と改めました。

小売り以外にも卸販売を主体とした外商も行い、徐々に売上を伸ばしていく最中の昭和35年9月、53歳の若さで直次郎が突然他界してしまいます。時は高度成長期の真っ只中でした。

その後は妻である実と2人の息子、勇夫と武夫が中心となり親戚の手の借りながら業績を伸ばしていきました。

昭和55年には手狭になった駅前の店舗から筑摩に作業所を移し、筑摩店を営業の拠点としました。時代は昭和から平成に移り変わり、平成10年には駅前店の建て替えに伴う

リニューアルにより、今では当店を代表する看板商品の一つとなった「抹茶ソフトクリーム」の製造・販売を始めました。

現在は勇夫の妻三千子が店を引き継ぎ、今日に至ります。